知っておきたい「ちょんの間」の実態

ちょんの間って何だっけ?

性風俗店には手厳しい日本社会。それでも風俗店は、大きなニーズに答えて急成長を成し遂げてきました。

それに伴い正式な営業許可を取らない違法風俗店や、法律スレスレのグレーラインな風俗店も多く点在しています。

しかし、白線を踏み外した風俗遊びこそ、男のロマンをくすぐるわけです。ソープランドはその代表格ですが、今回ご紹介するのは「ちょんの間」!

簡単に説明すると旧赤線、青線地域で営業していた(している)風俗店のことですね。ちょんの間の面白い点は、旅館や料亭、小料理屋を装って営業の許可を出している点です。

もちろんちょっとしたドリンクやお菓子の提供はありますが、ちょんの間は飲食を楽しむ場ではなく、ザ・性風俗店。

給仕と男性客の自由恋愛がベースになる点はソープランドと似ていますが、もちろんお店は売春とは無関係というスタンスです。

今では裏風俗にカテゴライズされ、多くのちょんの間が摘発危機スレスレのところで営業を続けています

全国各地にサクッと楽しめるちょんの間は少ないながらも営業しており、戦後混乱期の遺物、昭和風俗の代名詞として、多くの男性陣がその存在に懐かしさを覚えています。

ちょんの間のシステムについて

ちょっとした時間でサクッと抜けることから、その名が付いたといわれるちょんの間。

風呂屋ではなく料亭、居酒屋、旅館で行われる、まさかの本番プレイ。そう、ちょんの間はデリヘル、ファッションヘルスなどとは異なり、幅広いヘルスプレイはできない代わりに本番一本勝負で楽しむスタイルです。

システムとしてはお店の前に座って顔見せしている子を指名、もしくは好みを伝えて女の子と遊ぶタイプに分かれます。

店舗の上階にあるプレイルームで、ドリンクでのどを潤した後、指名した女の子とサクッとセックスをするわけです。

女の子のプロフや料金はヤリ手婆との直接交渉になりますが、ちょんの間では15分20分などのショートコースで遊ぶのが常。(店番が男性の場合もあります)

プレイ終了後には男性と新規客を区別する為に、棒付きの飴やお菓子を配るところもあります。面白いですよね。

サービスについては、兎にも角にもサクッと挿入して射精する時間勝負のプレイになるので、二人の間に余計な会話は必要なく、コミュ障でも多忙なリーマンにも安心です。

主に関西圏に点在しており、〇〇新地と呼ばれる地区が代表的なちょんの間になります。たとえば飛田新地、松島、信太山新地などが挙げられますが、場所や区画によっても、サービス、女の子の質に差があることも特徴といえるでしょう。

地域ごとにお店が複数密集しているため、中にはハシゴをして楽しむ方もいるそうですよ。

横浜の黄金町や大阪のかんなみ新地、真栄原社交街(沖縄)なども一世を風靡した違法風俗街でしたが、残念ながらそれらのちょんの間は摘発された後、その姿を消してしまいました。

遠い遊郭の姿を思わせる令和の絶滅危惧種、ちょんの間。遠くない将来に全て摘発されてしまう、そんな可能性も捨てきれません。

ちょんの間遊びをする際の注意点はある?

ちょんの間は関西を中心に散らばる裏風俗なので、関東以北在住の方にはピンと来ないかもしれませんね。

本番ができるのならば、違法行為だとしても興味あるという方は多いはず。さて、ここではちょんの間で遊ぶ上の注意点を解説していくので、もしちょんの間体験を目論んでいる方は参考にしてみてください。

①場所によっては、女の子のプロ意識、客層に問題があり、性病感染のリスクが高まることもある
②警察からの摘発の可能性大
③本番以外のヘルスプレイやキスは基本NG(女の子によってはOKな場合もあります)
④シャワーを完備していないところも多く、衛生環境が良くない(ピンサロと似た形態と説明すれば分かりやすいでしょうか)
⑤他の性風俗店に比べると割高

前項で紹介した飛田新地は日本内外でも知名度は抜群ですが、その他のちょんの間に関しては廃れが顕著です。

飛田の場合はずば抜けたルックスの女の子が多いのですが、地方の小規模なちょんの間で働く女の子は意外と訳ありな子ばかり……。

確かに本番挿入が可能な点は魅力的に映りますが、それ相応のリスク、デメリットもあるので、そこで遊ぶ場合は最低限の自己防衛は心がけるべきです。

女の子次第でナマ本番ができる場合もありますが、合法的に営業している性風俗店とは比較ができない衛生状況なので、特に性病予防は徹底してくださいね。

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