風俗エステとメンズエステの違いは分かってる?
風俗エステを利用する際に留意すべきこと。それはメンズエステと風俗エステを混同してしまわないことです。
風俗遊びに慣れている男性ならば両者の違いをしっかり理解した上でお店を利用していると思いますが、誤解をしている男性は少なくありません。
それらの違いを正しく理解するには、お店の営業許可、風営法と呼ばれる法律をかじる必要があります。
風俗エステはマッサージにあわせてハンドフィニッシュによる抜きも可能になりますが、一方でメンズエステの場合は抜き行為は一切含まれていません。ようするにメンズエステでは、リラクゼーションマッサージのみ。
ソフトであれどヘルスプレイをできる場所が風俗エステ、そして健全なマッサージのみを行うプレイスがメンズエステというわけです。
それでも風俗エステの場合は、マッサージ中心の施術メニューで女の子へのタッチもできずに受け身のプレイを強いられるため、他の性風俗店と比べるとかなり趣が異なります。
さて、ここで考えたいのが風俗エステにおける風営法との関連について。営業する上での許可や法律関係は直接的なエステ選びには関係しませんが、覚えておいて損はありませんよ!
風俗エステは風営法に規制される業種なり
風俗エステはその名に風俗と形容がついていることから明らかなように、性風俗特殊営業という届け出を出して営業しています。デリヘルなどと同じ区分の営業になりますよ。
この営業許可が求められるのはいわゆる性的サービスを提供する業種のみ。そのため、非風俗であるメンズエステの場合は上記の届け出は必要ありません。
さて、今回のコラムのテーマである風営法に関してですが、この法律は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等」という非常に長い名称の法律のことです。
ざっくばらんに説明すると、性風俗店を含めた娯楽産業の業種を規制するルールといえば分かりやすいでしょう。
風俗営業=風俗エステやデリヘルで展開されるようなエッチなサービスがまず思い浮かびますが、風営法による風俗営業は細かく区分分けされており、そのルールも異なってきます。
たとえばキャバクラやスナック、ホスト、ゲームセンターなどは風俗営業の中の第一号許可というものを取得する必要があり、遊技場などは第五号許可が必要です。
一方で性に関するサービスを提供するタイプは、性風俗関連特殊営業というカテゴリー内で求められる許可が異なります。ややこしいですね。
つまり風俗エステの場合も性風俗特殊営業のもとで営業をする必要がありますが、現時点で新規の店舗型性風俗店の営業は大変難しくなっているので、そのほとんどは無店舗型の営業を行っています。
ただしメンズエステの場合は風営法とは関係ない業種であるため、風営法を守った営業というよりは、風営法の規制を全く受けないことになります。
基本的に抜きがある風俗エステは風営法を遵守した営業をしているはずですが、最近はメンズエステなのに性的サービスを提供する違法店が多くなってきています。
これらの違法メンズエステはもちろん風営法違反であることは明白です。
風俗エステに思わせた違法店舗を深読み!
風俗エステは基本的に全ての店舗で、性風俗関連特殊営業の届け出を出して営業していることが分かりました。
これはどんなタイプのコンセプトにもいえることです。(最近存在感を顕わにしているハイブリッドエステについても同様ですよ)
前項でも少し触れていますが、摘発されるタイプの風俗エステについて、もう少し解説していきたいと思います。
まず摘発されるということは、法律違反を犯しているということになります。ようするに、メンズエステとしての営業許可なのに抜き(またはそれ以上)のサービスを売りにしている違法風俗エステのことです。
お客サイドからはお店がどんな実態で、どの営業許可でお店を切り盛りしているかはなかなか分からないのがもどかしいですよね。
このような店舗は風営法に違反している事実から、警察にマークされてしまうわけです。
特にマンションの一室で営業しているお店やアジアンコンセプト店は、男性の性欲を掻き立てるような行為(サービスだけでなく、女の子の格好や幅広い性的オプション)が行われることが多い傾向にあります。
ギリギリの際どいラインばかりをマッサージしてきたり、暗に裏オプションを提示するような店舗は、風俗エステに見せかけた違法風俗である可能性が大なので利用者側にも注意が必要です。